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飲食店の秋メニューで売上を伸ばす方法|秋の味覚マーケティング5つの戦略

飲食店の秋メニューで売上を伸ばす方法|秋の味覚マーケティング5つの戦略

厳しい猛暑が過ぎ去り、朝夕に涼しい風を感じるようになると、飲食業界には待ちに待った「食欲の秋」が到来します。
暑さや夏バテによる客足の減少に加え、さっぱりとした低単価メニューばかりが売れる「夏枯れ」の時期を抜け、食への関心が一気に高まるこの季節は、飲食店にとって客単価を引き上げ、V字回復を狙う最大のチャンスです。

しかし、ここで多くの飲食店が陥りがちな罠があります。それは「とりあえず秋刀魚やキノコを使ったメニューを出しておけば売れるだろう」という、安易で戦略のない季節メニューの導入です。

近年、秋の味覚を代表する海産物や農作物は、気候変動の影響などで仕入れ価格が高騰しやすく、勢いや勘だけで導入すれば、売れ残った際の食材ロスが経営に大ダメージを与えます。売上は上がったのに利益が全く残らない。そんな「季節メニュー貧乏」に陥ってしまう店舗が後を絶たないのです。

秋の味覚は、単なる「季節行事」として提供するものではありません。店舗の利益率の向上、客単価アップ、そして何より飲食店にとって年間最大の書き入れ時である「年末の忘年会シーズンへの強力な布石」として、徹底的に計算して活用すべき最強のツールなのです。

本記事では、秋の食材を武器に売上と利益を最大化するための具体的な『秋の味覚マーケティング』と、それを支えるオペレーションやシステムの仕組みづくりについて、5つの戦略に分け、余すところなく解説します。

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戦略:「原価率」と「見栄え」を両立するメニュー設計

秋刀魚秋のメニュー作りにおいて最初に直面するのが、秋食材のジレンマです。
お客様が秋を感じ、食べたいと熱望する目玉食材例を挙げれば、「松茸」「秋刀魚」「戻り鰹」「秋鮭」などが代表です。

しかし、旬を迎えたからといって、必ずしも安定した価格で仕入れられるとは限りません。天候や漁獲量、生産量などによって仕入れ価格は変化します。例えば2026年のサンマについて、水産庁8月から12月の来遊量が前年を下回り、1歳魚の体重も前年を下回ると予測しています。

そこで重要になるのが、高原価の食材だけに頼らず、メニュー全体で利益を確保する「季節感を取り入れた商品ミックス(キラーメニューと利益メニューの分離)」という戦略です。

集客用の「キラーメニュー」と利益を稼ぐ「周辺メニュー」

三陸産 戻り鰹の厚切り塩タタキ 香味野菜たっぷりまず、原価率が40%〜50%、場合によっては60%を超えても構わない「看板メニュー(キラーメニュー)」を1〜2品設定します。これは、店頭のポスターやSNSで見たお客様が「これが食べたいからこの店に行こう」と決断する来店動機となる商品です。
例えば、

  • 特大・北海道産 生秋刀魚の塩焼き 酢橘(すだち)添え
  • 三陸産 戻り鰹の厚切り塩タタキ 香味野菜たっぷり
  • 松茸と名水赤鶏の極上土瓶蒸し

これらは、圧倒的な季節感でお客様を引き寄せるための「広告塔」。原価が多少高くても、「客寄せに必要だ」と割り切ります。

秋鮭と4種キノコの熱々アヒージョ バゲット添えただし、キラーメニューだけを注文されては赤字になってしまうため、一緒に頼みたくなる「周辺メニュー(利益メニュー)」を周りに固めます。秋の食材でも、さつまいも、かぼちゃ、そして舞茸・エリンギ・しめじなどのキノコ類は原価が安定しており、15%〜20%程度の低原価で提供することが可能です。

  • 鳴門金時(さつまいも)のカリカリ揚げ 濃厚ハニーバターディップ
  • 舞茸と銀杏のサクサク天ぷら トリュフ塩で
  • 秋鮭と4種キノコの熱々アヒージョ バゲット添え

お客様は「秋刀魚」を目当てに来店しますが、メニューを見ているうちに「さつまいものカリカリ揚げも美味しそう」「キノコのアヒージョも食べたい」と複数品を注文します。結果として、テーブル全体のトータル原価率は理想的な30%前後に落ち着き、しっかりと利益が残る設計になります。

関連記事:飲食店で重要なFLコストとは?その考え方と適正値の算出のための3つの視点

ネーミングとシズル感の魔法

利益メニューの価値を最大化するためには、メニューの「ネーミング」が極めて重要です。

ただ「キノコパスタ」と書かれると季節感も特別感もゼロ。しかし、これを「長野県産 4種キノコ(舞茸・エリンギ・しめじ・マッシュルーム)の濃厚ポルチーニクリームリングイネ」と書き換えたらどうでしょうか。
全く同じ食材を使っていても、文字が与える付加価値=シズル感によって、お客様は「高い価格を出してでも食べたい」と感じるようになります。

産地、調理法、食感(サクサク、とろーり、濃厚)、香りをメニュー名に盛り込むことは、コストゼロでできる最強のマーケティングです。

戦略②:客単価を跳ね上げる「ペアリング」と「注文導線」

美味しい秋のフードメニューが完成したら、次に着手すべきは「ドリンク」との連動です。秋は気温の低下とともに、ビールやサワー類だけでなく、日本酒、ワイン、焼酎といった「じっくり味わう高単価なアルコール」へと好みがシフトする季節でもあります。

秋は「お酒」が売れる季節

ワイン例えば日本酒であれば、春に搾ったお酒をひと夏熟成させた「ひやおろし」や「秋上がり」。ワインであれば、秋の味覚に合うふくよかな赤ワイン。そして、11月になればボジョレー・ヌーボーなど、秋ならではのお酒が目白押しです。

ここで重要になるのが、フードとドリンクをセットで提案する「ペアリング」。「秋刀魚の塩焼き」を注文したお客様に、「秋刀魚の肝の苦味には、こちらのスッキリとした辛口の『ひやおろし』が最高に合いますよ」と提案できれば、お客様の満足度は向上し、客単価も数百円〜千円以上アップします。

属人的な「おすすめ」からの脱却とデジタルツールの活用

しかし、現実の店舗オペレーションにおいて、これを行うのは至難の業です。金曜日のピークタイム、ホールスタッフは配膳やバッシングに走り回っています。

それなのに、アルバイトスタッフ全員に「どの料理にどのお酒が合うか」という高度なペアリングの知識を教育するのは、時間的にもコスト的にも現実的ではありません。結果として、せっかくの客単価アップのチャンスを逃し、「とりあえず生ビールで」という注文で終わってしまいます。

この属人的な課題を解決し、客単価を自動的に跳ね上げるのが、「モバイルオーダー」や「タブレットオーダー」といったデジタルツールの活用です。

お客様が注文をしようとしたとき、最初にペアリングされたおすすめ商品が目に飛び込めば、思わず注文してしまうという人も多いでしょう。また、メニューのカテゴリーに「秋の味覚と楽しむワイン特集」といった特設ページを作ることも容易です。
さらに、「戻り鰹の厚切り塩タタキ」をカートに入れた瞬間、画面上にポップアップで「戻り鰹の濃厚な旨味を引き立てる、秋季限定の日本酒『〇〇 ひやおろし(グラス 680円)』をご一緒にいかがですか?」と表示させる仕組み(レコメンド機能・アップセル機能)なども有効です。

モバイルオーダー_女性_レストラン飲食店向けPOS「poscube」のモバイルオーダーでは、商品説明や動画を使って料理の魅力を伝えたり、期間限定商品やおすすめ商品を目立たせたりすることができます。実際に、動画メニューを活用した導入店舗では、おすすめ商品の売上が10%増加した事例もあります。(poscube導入事例:焼肉 金次郎 広島店

お客様は、店員に声をかけられるプレッシャーを感じることなく、自分のペースでペアリングの提案を読み、思わず「じゃあ、これも一緒に頼んでみようか」とボタンを押してくれる。システムによる「追加注文(ついで買い)」の導線を構築することで、スタッフのスキルや忙しさに関係なく、確実かつ劇的に客単価を引き上げることが可能なのは飲食店にとって最大の魅力のひとつです。

関連記事:飲食店向けモバイルオーダー比較5選|接客品質で選ぶ7つの軸【2026年版】

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戦略SNSをフル活用しスピード感のあるマーケティング

秋の味覚の大きな特徴は、「旬の期間が極めて短い」ということです。
9月から始まり、11月下旬にはもう冬のメニューへと切り替わっていきます。この短い期間に売上を立てるためには、スピード感のある告知が命となります。

早期の告知を可能にするSNSの力

SNS_Instagram季節限定メニューが失敗する最大の要因は、「お客様に知れ渡る前に終わってしまう」というマーケティングのスピード不足にあります。

「ポスターを印刷して、メニューブックを新しく差し替えてから告知しよう」と悠長に構えていると、あっという間に秋が終わってしまいます。XやInstagram、LINE公式アカウントなどのSNSをフル活用し、開発段階から「来週から秋の限定メニューが始まります!」「今日は極上の秋刀魚が入荷しました!」とリアルタイムで広く告知を行うことが成否を分けます。

食材ロスを減少させる「逃げ道」としてのSNS

また、SNSは単なる告知ツールにとどまらず、食材ロスを防ぐ意味でも重要となります。
季節限定メニューは、売れ行きの予測が難しく、「せっかく気合を入れて松茸や秋鮭を大量に仕入れたのに雨で客足が伸びず、食材が余ってしまった」という事態が起こり得ます。

こんな時、SNSのフォロワーに向けて「【本日限定】仕入れすぎたため、通常1,500円の『秋鮭とイクラの親子はらこ飯』を、LINE会員様限定で980円で提供します!残り10食!」とゲリラ的に発信すれば、それを見たお客様が来店し、ロスになるはずだった食材が現金に変わります。売れ行きが振るわない時こそ、SNSの機動力が店舗を救うのです。

優れた写真より「映える(シズル感のある)」写真

SNSでの発信において、多くの経営者が「プロが撮影したような美しい写真がないと投稿できない」と勘違いしています。しかし、現在のSNSにおいて、投稿する写真は、必ずしも毎回プロに撮影してもらう必要はありません。

本当に必要なのは、優れた写真ではなく「シズル感(臨場感)」のある写真や短い動画です。

  • キッチンで秋刀魚を炭火で焼き、脂が落ちて煙が立ち昇っている瞬間の動画
  • 熱々の鉄板に乗った「かぼちゃとチーズのグラタン」から、チーズがとろーりと伸びている映像
  • テーブルの上に並べられた秋の料理と、背景にピンボケして写るお客様の楽しそうな笑顔

衛生的でさえあれば、バックヤードやキッチンの臨場感あふれるリアルさが、お客様の「今すぐ食べに行きたい!」という本能を強く刺激します。スマートフォン一つで、毎日少しずつでも「店内の秋」を発信し続けることが、最大のマーケティングとなります。

戦略:データ(POS)を活用した「見切り」と「ロス削減」

秋の食材は、キノコ類や根菜類を除き、海産物などを中心に鮮度が命のものが多く、通常メニュー以上にフードロス(廃棄)のダメージが大きくなります。どれだけ綿密にメニューを設計しても、お客様の反応は出してみるまで分かりません。

ちなみに、農林水産省によると、2024年度の事業系食品ロスは237万トンで、そのうち外食産業から発生した食品ロスは70万トンと推計されています。
食材ロスは店舗の利益を圧迫するだけでなく、外食産業全体にとっても大きな課題です。
だからこそ、季節メニューは「せっかく仕入れたから売り切るまで続ける」のではなく、販売データを見ながら早めに継続・改善・終了を判断する必要があります。

ABC分析で「死に筋」を見極める

そこで不可欠なのが、POSレジの出数(販売データ)を活用した分析です。
秋メニューをスタートしたら、最初の1週間は毎日POSデータを追いかけ、売上高や販売数の動きを確認します。その際に使える代表的な手法のひとつが「ABC分析」です。

ABC分析では、商品を売上高や利益額などの基準で大きい順に並べ、累積構成比によってA・B・Cの3グループに分類します。

  • Aランク:売上への貢献度が高く、重点的に管理したいメニュー
  • Bランク:一定の売上があり、今後の伸びしろや改善余地を見たいメニュー
  • Cランク:売上への貢献度が低く、継続・改善・終了を検討したいメニュー

ここで注意したいのは、Cランクだからといって、即座に「死に筋」と決めつけてはいけないということです。
例えば、販売数は少なくても高い粗利を確保できている商品や、看板商品として集客に貢献している商品、他の商品と一緒に注文されやすい商品もあります。ABC分析はあくまでも、メニューを見直す優先順位をつけるための材料のひとつです。

そのうえで、販売数が少なく、粗利も取れず、食材ロスまで発生している秋メニューがあれば、見切りは早い方がよいでしょう。
多くの店舗では、「せっかく開発したメニューだから」「メニュー表に印刷してしまったから」と、売れ行きの悪い商品をそのまま提供し続けてしまいがちです。その結果、仕入れた食材を使い切れず、ロスにつながることもあります。

最初の1週間〜10日ほどで売れ行きを確認し、「このまま続けても厳しい」と判断したメニューは、内容を見直す、提供方法を変える、あるいはレギュラーメニューから外すといった判断も必要です。余っている食材は「本日の日替わりおすすめ」として活用し、在庫をできるだけ残さない工夫も有効でしょう。

大切なのは、感覚だけで「売れる・売れない」を判断するのではなく、ABC分析を使ってデータで優先順位をつけ、そのうえで粗利やロス、商品の役割まで含めて判断することです。

関連記事:【今さら聞けない】飲食店経営者のための「ABC分析」の基本

売り切れのリアルタイム反映によるCS(顧客満足度)の維持

また、秋刀魚や戻り鰹など、その日の仕入れ量が限定されるメニューは、営業の途中で「売り切れ(完売)」になることが頻繁に発生します。

紙のメニューや手書きの黒板だけで運用していると、お客様が「秋刀魚をお願いします」と注文してから、スタッフが厨房に確認に行き、「すいません、秋刀魚終わってしまいました」と謝りに戻るという、最悪のオペレーションが発生します。これはお客様をがっかりさせるだけでなく、スタッフの無駄な往復時間(労働コスト)を発生させています。

これを防げるのもモバイルオーダーとPOSレジの連携となります。

厨房で「秋刀魚が終わった」となった瞬間に、POSレジやキッチンの端末からボタン一つで該当メニューを「完売(SOLD OUT)」に変更します。すると、お客様の手元のスマートフォンにも即座に「完売」の文字が反映され、注文できなくなります。

これにより、お客様の「頼んだのに無い」というクレームを未然に防ぎ、顧客満足度を保ちながら、現場の無駄な作業をゼロにすることができるのです。

戦略:秋の集客を「冬の忘年会(特大売上)」へ繋げる最強の布石

最後の戦略は、秋のマーケティングを単なる「秋の売上」だけで終わらせない、さらに先を見据えた視点です。

秋の来店客は、忘年会の「見込み客(幹事候補)」である

飲食店にとって、12月の忘年会シーズンは年間で最も高い売上と利益を叩き出す、絶対にミスできない特大イベントです。

では、この忘年会の予約をどこで獲得するべきでしょうか。11月下旬になってからグルメサイトに高い広告費を払って集客するのでは、ライバル店との価格競争に巻き込まれ、送客手数料で利益を削り取られてしまいます。

賢い飲食店は、「10月〜11月に秋の味覚を目当てに来店してくれたお客様」こそが、12月の忘年会予約を取るための最もホットな見込み客(ターゲット)であるという認識を持っています。秋に来店し、「この店、美味しい。お酒のラインナップも良いし、接客も心地いい」と満足してくれたお客様の中には、12月には会社の部署や友人グループの忘年会の「幹事」になる人もいるでしょう。そこがねらい目なのです。

来店後の接点づくり(リスト取り)

LINE販促秋の満足度を冬の予約に変換するためには、お客様がお店を出た後も連絡を取れる「接点(リスト)」を獲得しておく必要があります。最も効果的なのが、LINE公式アカウントの友だち登録です。

秋の限定メニューを提供している期間中、テーブルのPOPやモバイルオーダーの画面、あるいはお会計時のレジ前で、積極的にLINE登録を促します。「今、LINEの友だち登録をしていただくと、秋限定の『自家製 栗のアイスクリーム』をその場で人数分プレゼントします!」といった強力なオファー(引き換え条件)を用意し、とにかく秋の間に顧客リストを貯め込みます。

モバイルオーダーを導入している店舗であれば、注文時の画面フローにLINE登録を自然に組み込むことができるため、リストの獲得率は飛躍的に向上します。

関連記事:LINE連携対応の店内モバイルオーダー比較5選|友だちを増やす仕組みと配信コスト【2026年】

アプローチのタイミングと最強のオファー

そして、世間が忘年会の会場探しを本格的に始める少し前、「11月の上旬」に勝負をかけます。蓄積したLINEの顧客リストに対して、以下のようなメッセージを一斉配信するのです。

「先日は秋の味覚をお楽しみいただき、ありがとうございました! 〇〇(店名)から、LINE会員様限定の『忘年会・早期ご予約特典』のご案内です。11月20日までに12月の忘年会コース(4名様以上)をご予約いただいたグループ全員に、『乾杯のスパークリングワイン』または『飲み放題のプレミアム日本酒アップグレード』を無料でプレゼントいたします!」

このメッセージを受け取った幹事さんは、「お店は美味しかったし雰囲気も分かっているから安心だ。しかも今予約すれば特典がついてくるなら、ここで決めてしまおう」と、他店を比較検討する前に予約を入れてくれます。

自社の顧客リスト(LINE)からの直接予約であれば、グルメサイトへの高い送客手数料(1人につき数百円など)を支払う必要は一切ありません。秋の味覚をフックにして集客し、顧客満足度を高め、リストを獲得し、冬の特大売上へとダイレクトに繋げる。これこそが、秋のマーケティングが持つ真の破壊力なのです。

【まとめ】秋の味覚は「店舗のシステムとオペレーション」で売る

いかがだったでしょうか?

「食欲の秋」という言葉の響きは、飲食店にとって非常に魅力的です。しかし、単に秋の食材を仕入れ、メニュー表の端に書き足すだけでは、数多あるライバル店との差別化は図れませんし、利益を残すこともできません。

  1. 魅力的なメニュー設計(原価コントロールとシズル感)
  2. モバイルオーダー等による、機会損失のない注文・アップセル導線
  3. SNSを活用したスピード感のある告知とロス削減
  4. POSデータによる迅速な見切りと、リアルタイムな在庫管理
  5. 顧客データ(LINE等)の蓄積と、忘年会への戦略的なアプローチ

これら「オペレーションの仕組み化」と「システムの連動」がすべて噛み合って初めて、秋の味覚は店舗に最大の利益をもたらす強力な武器となります。美味しい料理を作る「職人の腕」と、利益を最大化する「デジタルの仕組み」の両輪が回ってこそ、これからの厳しい時代を生き抜く繁盛店が完成するのです。

迫る秋本番、そして年末の繁忙期に向けて。まずは自店舗の「秋メニューの注文導線」にムダがないか。そしてPOSレジやモバイルオーダーといった「システムの連動」がしっかりと利益を生む設定になっているか、今一度見直してみてはいかがでしょうか。

その準備の差が、数ヶ月後の店舗の売上と口座に残る現金を大きく変えることになるはずです。

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参考:FAQ

Q. 飲食店が秋メニューで売上を伸ばすには?

秋の旬食材を使うだけでなく、原価を考えたメニュー設計、追加注文を促す導線、SNSでの告知、POSデータによる売れ行きの確認まで一連の施策として考えることが重要です。

Q. 秋メニューの原価率はどのように考えればよいですか?

1品ごとの原価率だけでなく、看板商品と利益を確保しやすい周辺メニューを組み合わせ、テーブル全体でどれだけ粗利を残せるかを見ることがポイントです。

Q. 秋メニューで客単価を上げる方法は?

料理と相性のよいドリンクやサイドメニューを一緒に提案する方法があります。モバイルオーダーで季節限定商品やおすすめ商品を目立たせ、追加注文のきっかけをつくる方法も有効です。

Q. 季節メニューの食材ロスを減らすには?

仕入れ量だけでなく、販売開始後の売れ行きを継続して確認することが重要です。POSデータで商品別の販売状況を確認し、継続・改善・終了を早めに判断すると食材ロスを抑えやすくなります。

Q. 売り切れが多い季節メニューでもモバイルオーダーは使えますか?

売り切れ情報をリアルタイムに反映できるシステムであれば運用しやすくなります。poscubeではPOSで売り切れを設定すると、モバイルオーダー画面にも即座に反映されます。

Q. 秋の来店客をリピーターにつなげる方法は?

LINE公式アカウントなど、来店後も情報を届けられる接点をつくっておく方法があります。poscubeのモバイルオーダーでは注文時のLINE友だち追加につなげ、その後のメッセージやクーポン配信に活用できます。


出典・参考データ

水産庁「サンマの長期漁海況予報が発表されました」
https://www.jfa.maff.go.jp/j/press/sigen/260728.html

農林水産省「事業系食品ロス量(2024年度推計値)を公表」
https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/recycle/260630.html


ライタープロフィール
原田 園子

兵庫県出身。
株式会社モスフードサービス、「月刊起業塾」「わたしのきれい」編集長を経てフリーライター、WEBディレクターとして活動中。 https://radasono.wixsite.com/portfolio