Organic Crew様

導入店舗様の声 07 株式会社Organic Crew 様 オペレーションと空間に溶け込むposcubeを選びました。

navarre Tokyoは、
アメリカ・オレゴン州ポートランドの人気オーガニックレストラン「navarre」の日本1号店。
本店は2002年にオーナーシェフであるジョン・ダボーダ氏によって創業され、
「Farm to Table」〜地元で穫れたオーガニックな食材をそのままテーブルへ〜という理念でオレゴン州レストラン・オブ・ザ・イヤーに選出されるほどの人気店。
日本では、東京・原宿でのサテライト出店を経て、2016年4月に青山に路面店を出店。
ジョン氏のフィロソフィーを引き継ぎ、関東近郊の信頼できる契約農家からオーガニック食材を直接仕入れ、旬の素材を大切にした料理を提供している。

今回、navarre Tokyoを運営されている株式会社Organic Crew 代表取締役 森様にお店やposcubeの導入の経緯についてお話を伺いました。

レジもお店の雰囲気作りの一端を担うもの。
オーダーから会計までスムーズにできることが大切。

代表取締役 森 敏 様
株式会社Organic Crew 代表取締役 森 敏 様

— お店の立ち上げに至った経緯を教えていただけますか?

もともと、調理師としてイタリア・フランスなどで研修を積んでいた時代に、世界中の本物の味・素材を追求する中でオーガニック食材に辿り着きました。
8年前にオーガニック食材・ライフスタイルの普及を目的として株式会社Organic Crewを立ち上げ、事業を続ける中で、友人を介して「navarre」オーナーのジョン氏に出会ったのです。
彼が提携しているオーガニックワイナリーや契約農家、「Navarre」本店を訪れ、生産者をリスペクトする彼の取り組みや人柄に感動し、いつか日本にもこんなお店を出したい!という強い想いが生まれ、日本での出店計画が動き出しました。

日本では大手アパレルブランドから声がかかった事をきっかけに、
2年前から原宿のアパレルショップの一角にサテライト出店をしていましたが、
今年始めに理想の物件が見つかり、現在の青山に移転オープンをしました。

森様
スタッフさん

— 移転オープンの際に、様々な種類のレジがある中でposcubeを選ばれた決め手は何だったのでしょうか?

ポートランドはものづくりの街なので、本店もそうなのですが、お店の内装はナチュラルなものを自分たちでDIYをして手作りしているんです。
スタッフ皆で壁を塗ったり、机のニスを塗ったり。店内に人工的に作り込まれたものをあまり入れたくないという想いがあって、お店の中には場所をとるような大きなレジを入れたくなかったんです。

一方で、お客様第一主義なので、ランチで急いでいるOLさんがスムーズに会計できる事はマストですし、長らく飲食業界で専門POSを利用してきましたので、同等の機能も兼ね備えているシステムを探していました。

ポートランドの多くのカフェではiPadを使ったレジで、カード決済にも対応していました。そういった海外のPOS事情を知っていたこともあり、レジもお店の雰囲気作りの一端を担うものなのでオーダーから会計までスムーズにできる仕組みはぜひ導入したいという想いがありました。

poscubeは空間にあったシンプル・スタイリッシュかつ利便性のあるレジという要素を満たしていましたし、また、導入実績がかなり多く、信頼できる点も導入を決めた理由です。

1日に2~3品メニューが頻繁に変わるので
商品をすぐ追加したり、編集できるのは大変便利

ワイン

— 導入まではかなりバタバタだったとか?

導入までは1週間なかったと思います。
ものすごく無茶な発注をしました。
まだメニューも固まっていなかったので、オープンのドタバタのなかで現場で商品キーをつくったり、もうやるしかない!という感じで当初は大変でした。
発注する際にメニューや価格や写真など揃っていてゆとりがあればもっとよかったかなと思いますね。
今はやっと落ち着いて慣れてきたところです。

オーダーを打ち込む

— お客様が紙に書いてオーダーを取るスタイルをとられているとか?

そうですね、本国と同じスタイルを採用しています。
ちょっと変わっているかもしれないですね。
メニューが注文用紙も兼ねていて、お客様に注文したい商品にチェックマークを入れてもらい、それをキッチン用のチップとして使っています。
配膳を終えたら、そのチップの内容を打ち込んでおくというスタイルです。

— 活用されている機能はありますか?

メニューは1日に2~3品と頻繁に変わるので商品をすぐ追加したり、編集できるのは大変便利ですね。
専門のPOSの場合ですとレジのキーや配置をつくるのにかなり時間がかかってしまうので。
若いスタッフはiPadを使い慣れているので操作の覚えが早いです。
レジ締めとか、昔ながらのPOS操作をしなくても集計をしてくれるので助かっています。
また、売上チャートや日報は良くチェックしてメニューを考えたりしています。

Navarreが大切にしている「Respect All Life」というフィロソフィー

野菜
料理1
店舗スタッフ様

— 食材はすべてオーガニックのものを使用されていらっしゃるんですよね?

そうですね。
有機農法を実践されている生産者さんの取り組みを尊重、支援していこうという想いがありますので、実際に農場に足を運んで、生産者さんにお会いして仕入れ先を決めています。
ジョンが来日した際にも一緒に農場を訪れました。
できるだけ東京に近い千葉・埼玉・栃木の信頼できる契約農家さんから仕入れています。

生態系を守り、生産者の取り組みを尊重・支援し、お客様に安心・安全な食を提供するというすべての命を尊重する「Respect All Life」という理念を大切にしているんです。

— 集客で工夫されていることはありますか?やはりオーガニックに関心のある方の来店が多いですか?

オーガニックレストランとは知らずに来られる方がほとんどですね。
知らない方は7割くらいだと思います。

ブロガーさんが記事にしてくださったり、ラジオやメディアからの取材なども増え、来店頂いた方の口コミなどで人づてに広がっている感じですね。

フランスではオーガニック食材は学校給食にまで採用されるなど食に対する意識・関心も高いですし、アメリカでもオーガニック食材の普及率はどんどん高まっていますが、世界的に見ると日本のオーガニックに対する意識や市場はまだまだ発展途上。

レストランを値段とボリュームを見て選ぶ人がいるのも事実ですが私たちの理念に共感いただける方が増えていけば嬉しいですね。

—温もりあるお店の雰囲気や、素材にこだわった料理でお客様にメッセージがしっかり伝わり、
多くのファンを惹き付けてらっしゃるのですね。
今後は、オーガニックワインの販売や商業施設での店舗展開も視野にいれているとのこと。
オーガニックの魅力を発信し続ける「navarre Tokyo」へぜひ足を運んでみて下さい。
森様ありがとうございました。

取材協力
株式会社Organic Crew 様

店舗情報
navarre Tokyo
東京都渋谷区渋谷2-9-8 SBH青山通りビル 1F
http://navarre.jp

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